外壁塗装のタイミングっていつ?3つのセルフチェック

外壁塗装セルフチェック

外壁塗装のタイミングって、なかなか自分では判断ができず、難しいですよね。
塗装をした方に話を聞くと、「業者が家に来たから」「同じ時期に建てた家が工事を始めたから…」といった理由が多いのです。
ですが、塗装のタイミングはそれぞれの家によって当然違いますし、職人直伝の簡単なセルフチェック方法をご紹介します!
セルフチェックを定期的に行うことで、正しいタイミングを自分で把握することができるので、悪徳業者にも騙されず、自分が選んだ会社・職人さんに、ゆとりを持って依頼をすることができます。

目次

セルフチェック項目

外壁塗装セルフチェック項目

チェック項目はたったの3つ。「壁」「コーキング」です。ここをチェックすればお家の状態が分かり、外壁塗装をするタイミングなのかを知ることができます。
それでは、それぞれどのようにチェックをするのか、ご説明します。

①屋根の汚れ具合を確認

外壁塗装セルフチェック 屋根の汚れ

家から少し離れて、屋根を見てみてください。
苔が生えていたり、カビがついていたりしませんか?これは塗膜が劣化し、水切れが悪くなっている証拠なのです。
そして苔やカビは屋根を腐らせる原因にもなり、耐用年数を大幅に縮めてしまうことになります。
屋根が汚れてきたな、と思ったら、塗り替えのタイミングかもしれません。

②外壁を触ってみる

外壁塗装セルフチェック 外壁を触る

外壁にペタッと手をついてみてください。チョークのような粉は付着しませんか?
もし粉が手についたら、塗り替えのタイミングです!
これは、チョーキング現象と言って、紫外線の影響などにより塗料の成分が分離し、粉状となったものが表面に浮き出てくるというもので、要は塗料の劣化です。

これを放っておくと、手に多少付着する程度から、がっつり付着する程度にまで劣化が進行してしまいます。粉が手についたから今すぐに壁がダメになる、というわけではありませんが、そもそも外壁塗料は雨水の侵入を防いだりする役目がありますので、この効果が弱くなり、外壁からの雨漏りにもつながる恐れがあります。粉が手に多少でも付着し始めたら、「そろそろ塗り替え時期だな」とお考えください。

③コーキングの状態確認

外壁塗装セルフチェック コーキングを見る

壁と壁の繋ぎ目(目地)や、窓枠周りなどに使われているゴムのような素材を「コーキング材」といいます。
これは、繋ぎ目からの水の侵入を防いだり、地震など建物の揺れなどによる衝撃を吸収してくれる役割を持っています。
写真のようにコーキングが収縮しきっていて、固く弾力性がなくなっていたら、塗り替え時期のサインです!
この状態を放置すると、雨の侵入はもちろん、衝撃を吸収しきれずに、壁にヒビが入ってしまうなど、建物に深刻なダメージを与えてしまいます。

まとめ

外壁塗装のタイミングを把握するための3つのセルフチェックについて、ご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
大切な家を守るために必要な作業とはいえ、高額になりがちな塗装工事。
正しいタイミングで、適切な会社・職人に施工してもらうためにも、定期的なセルフチェックを行なっていきましょう!

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