初心者でもわかる!おすすめ外壁塗装・屋根塗装のラジカルシリコン塗料商品
今回は初心者でもわかるラジカル塗料について解説していきます!
ラジカル塗料とは
ラジカル塗料とは、ラジカル制御型の酸化チタンを使用した塗料のことです。
ラジカル制御型の酸化チタンを使用した塗料とはなんですか?
指が白くなるのを防げる塗料のことだよ。
ラジカル塗料は、簡単にいうと樹脂や有機物を劣化させるのを制御してくれる塗料で、チョーキングと言われるような手で壁を触ると白くなるような現象を防ぎます。
そしたらこの塗料を使えば安心ね。
濃い色の塗料には、調色が難しいんだ。
ラジカル塗料は、濃い色の塗料には、調色が難しい為、ラジカル塗料を使用しない為、濃い色の塗料を使用する時には、樹脂自体の耐候性に依存します。
ラジカル制御型シリコン塗料とシリコン塗料の違い
塗料を作るときには下記の3つの要素を掛け合わせます。
樹脂+顔料+水・添加剤
なるほど。樹脂は、どんな樹脂を使うと長持ちするの?
本来の樹脂の耐候性は、樹脂によって決まります。耐候性が強い順番は、下記の順番です。
アクリル<ウレタン<シリコン<フッ素<無機フッ素<無機
の順番でなります。
価格は、ラジカル制御型シリコン塗料は、シリコン塗料よりも塗料の値段は、高くなります。コストは、高いですが耐候年数と価格からのコストパフォーマンスは、ラジカル制御型シリコン塗料がいいでしょう。
ラジカル制御型シリコン塗料とシリコン塗料の違い
ラジカル制御型シリコン塗料
ラジカル制御型シリコン塗料は、下記の材料で作られています。
シリコン樹脂+ラジカル制御型酸化チタン+水・添加剤
シリコン塗料
シリコン塗料は、下記の材料で作られています。
シリコン樹脂+従来の酸化チタン+水・添加剤
通常のシリコン塗料よりラジカル制御型シリコン塗料の方が耐久性が高いけど値段は、高いってことよね?
その通りです✨
もちろんシリコン塗料だけでも耐候年数は、10年程度あります。
比較してみると色々わかってきますよ。
条件 | シリコン塗料 | ラジカル制御型シリコン塗料 |
---|---|---|
耐候性 | 10年程度 | 15年程度 |
費用 | 標準的価格 | やや高い |
コスパ | 普通 | 良い |
調色可能 | 調整可能 | 濃い色は、難しい |
製品数 | かなり多い | 少ない |
実績 | かなり多い | 少ない |
結局どっちの塗料がいいのかわからなくなってきたよ。
どちらも塗料としては、いい塗料なので優劣つけがたいですがラジカル制御型塗料は、下記のようなお客様には、とてもおすすめです。
・初期費用が割高でも良い塗料を使用したい。
・他の業者で見積もりを取ったときにラジカル制御型塗料と一般塗料の金額にそこまで差が出なかった。
・淡彩色の塗料で塗り替えを検討している。
外壁用ラジカル制御型塗料のおすすめ商品
下記は、外壁用のラジカル制御型塗料のおすすめ商品です。
メーカー | 商品名 | 溶媒 | 樹脂 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
日本ペイント | パーフェクトトップ | 水性 | アクリル系 | 耐候性 低汚染性 |
SK化研 | プレミアムシリコン | 水性 | シリコン系 | 耐候性 低汚染性 |
関西ペイント | アレスダイナミックTOP | 水性 | シリコン系 | 耐候性 低汚染性 |
アステックペイント | 超低汚染リファイン1000si-IR | 水性 | シリコン系 | 耐候性 低汚染性 遮熱性 |
屋根用ラジカル制御型塗料のおすすめ商品
メーカー | 商品名 | 溶媒 | 樹脂 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
日本ペイント | ファインパーフェクトベスト | 弱溶剤 | アクリル系 | 低汚染性 |
日本ペイント | パーフェクトクーラーベスト | 水性 | アクリル系 | 耐候性 遮熱性 |
アステックペイント | 超低汚染リファイン500Si-IR | 水性 | シリコン系 | 耐候性 遮熱性 低汚染性 |
アステックペイント | スーパーシャネツサーモSi | 弱溶剤 | シリコン系 | 耐候性 遮熱性 |
まとめ
今回は、初心者でもわかるおすすめ外壁塗装・屋根塗装のラジカルシリコン塗料商品について書きましたがいかがでしたでしょうか。塗装は、樹脂+顔料+水・添加剤の3つの要素の掛け合わせで樹脂は、アクリル<ウレタン<シリコン<フッ素<無機フッ素<無機があり顔料は、ラジカル塗料や酸化チタンなどがあります。
様々なメーカーからラジカル制御型塗料が発売されているのでお客様にあった塗料を検討するために塗装専門店にまずは、相談してみることをおすすめします。