ベランダ防水は外壁塗装と一緒にやるメリットとベランダ 見逃せない【劣化サイン9選】

お家の塗装は、安く済ませたいんですけどベランダ防水も一緒にやる必要はあるでしょうか?

お家の寿命を気にするならベランダ防水も一緒にやるべきです。
外観の見た目のみを気にする場合は、もちろん
やる必要は、ありません。
ただ劣化しているかどうかの劣化サインは、要チェックです!!

外壁塗装とベランダ防水、同時施工は本当に必要?
外壁塗装とベランダ防水工事は、どちらも建物を雨や紫外線から守るために欠かせないメンテナンスです。
しかし「本当に同時にやる必要があるの?」と疑問に思う方も多いでしょう。

実際、外壁塗装とベランダ防水は施工時期や劣化の進み方が異なる場合もありますが、同時施工には大きなメリットがあります。
今回は、これまで800棟以上塗装実績のある塗装専門店ヒライペイントが、外壁塗装とベランダ防水の同時施工のメリットや費用について詳しく解説します。
ベランダ防水工事 役割とは?
ベランダ防水工事は、ベランダやバルコニーの床面に防水層を作り、雨水の浸入を防ぐことが目的です。

外壁塗装だけではベランダ床の防水性は十分に保てず、逆にベランダ防水だけでは外壁の劣化を防げません。
それぞれの役割を理解し、適切なタイミングでメンテナンスを行うことが、建物の寿命を延ばすポイントです。
また、使用する材料や工法も異なり、外壁は主に塗料、ベランダはウレタンやFRP、シート防水などが使われます。

なるほどベランダは、床面からの雨水の侵入を防ぐために必要なんですね!

そうなんです。それぞれ外壁・ベランダ・屋根で目的が違ってくるんです。
工事内容 | 主な目的 | 主な材料 |
---|---|---|
外壁塗装 | 外壁の保護・美観維持 | シリコン・フッ素塗料など |
ベランダ防水 | 床面の防水・雨漏り防止 | ウレタン・FRP・シート防水 |
同時に施工するメリット・デメリット
外壁塗装とベランダ防水を同時に施工する最大のメリットは、足場代や工事費用の節約です。
足場の設置・解体が1回で済むため、個別に工事を行うよりもコストを抑えられます。
ただベランダ防水分の費用は、もちろん必要になるのでその費用は、ある程度把握しておくべきです。

やっぱり一度に費用が高くなるならどうしようかなぁ

基本的には、塗装は、15年ほど経過したら、行うのでやっぱり一緒のタイミングでやっておく方がいいですよ🎵
メリット | デメリット |
---|---|
足場代節約、工期短縮、手間・コスト軽減 | 一度に高額な費用、そこまで劣化していない可能性 |
それぞれ別々に行う場合の注意点

実際のところ。別のタイミングで発注したらどうなんですかね

やっぱり一番は、セットでやった時より高い費用になっちゃうのが気がかりですね・・・
外壁塗装とベランダ防水を別々に行う場合、足場の設置・解体がそれぞれ必要になるため、トータルコストが高くなりがちです。
見逃すと危険!ベランダ防水の劣化サイン10選
ベランダ防水の劣化は、放置すると雨漏りや建物内部の腐食、カビの発生など深刻なトラブルにつながります。
特にベランダは外壁や屋根と同じく、紫外線や風雨の影響を強く受けるため、定期的な点検が欠かせません。
ここでは、見逃すと危険なベランダ防水の劣化サインを9個厳選して紹介します。
ご自宅のベランダに当てはまる症状がないか、ぜひチェックしてみてください。

該当しそうなのが4つ以上あったあらほぼ確定でベランダ防水塗装をやるべきです。
- ひび割れ・塗膜剥がれ・クラック
- ベランダに水たまり・排水不良
- ベランダの色あせ・変色(トップコートの摩耗)
- ベランダ膨れ・浮き(下地やシートの劣化・踏むと柔らかい)
- ベランダ手すり・内側のサビや腐食・サビ汁の跡
- トップコートの摩耗(床表面のツヤがない・手で触れると粉がつく)
- コケやカビが多い(カビ臭)
- 歩くときしみ音がする
- シーリングやプライマーのはがれ・劣化(隙間が目立つ)
防水工事の方法別(シート、ウレタン、FRP)の特徴
ベランダ防水には主にシート防水、ウレタン防水、FRP防水の3種類があります。
シート防水は耐久性が高く、広い面積に向いています。
ウレタン防水は複雑な形状にも対応でき、コストパフォーマンスに優れています。
FRP防水は軽量で強度が高く、戸建て住宅のベランダに多く採用されています。
それぞれの特徴を理解し、ベランダの状況や予算に合わせて最適な工法を選びましょう。

工法 | 特徴 | 耐用年数 |
---|---|---|
シート防水 | 耐久性・広い面積向き | 10~15年 |
ウレタン防水 | 複雑な形状対応・コスパ良 | 10~12年 |
FRP防水 | 軽量・高強度・戸建て向き | 10~15年 |
外壁塗装×ベランダ防水工事の費用相場と見積もりのコツ
外壁塗装とベランダ防水工事を検討する際、最も気になるのが費用相場と見積もりのポイントです。
工事内容や建物の規模、使用する材料によって価格は大きく変動しますが、相場を知っておくことで適正価格かどうか判断しやすくなります。

一番気になるのは、この費用の部分です

お気持ちは、すごくわかります!
それでは、早速実際の費用感について解説していきますね🎵
一般的な費用・相場感と価格に影響する条件
外壁塗装の費用は、30坪程度の戸建て住宅で約80万~150万円が相場です。
ベランダ防水工事は、10㎡前後で10万~30万円程度が一般的です。
価格に影響する主な条件は、建物の大きさ、劣化状況、使用する塗料や防水材の種類、足場の有無、下地補修の範囲などです。
また、地域や業者によっても価格差が生じるため、複数社から見積もりを取ることが大切です。
工事内容 | 相場価格 | 主な影響要因 |
---|---|---|
外壁塗装 | 80万~150万円 | 面積・塗料・足場・下地補修 |
ベランダ防水 | 10万~30万円 | 面積・防水材・劣化状況 |

実際のところ全てセットにすればベランダ防水塗装10平米分をサービスで行なってくれる業者などもあるのでやはりセットで塗装は、やることをお勧めします。
ベランダサイズ・材料(塗料・シート等)の費用目安
ベランダの広さや使用する材料によって費用は大きく異なります。
例えば、ウレタン防水は1㎡あたり5,000~7,000円、FRP防水は6,000~9,000円、シート防水は4,000~8,000円が目安です。
ベランダが広いほど単価が下がる場合もありますが、下地補修や排水口の処理など追加作業が必要な場合は費用が上がることもあります。
材料のグレードや耐久性も価格に影響するため、見積もり時にしっかり確認しましょう。
防水工法 | 1㎡あたりの費用目安 |
---|---|
ウレタン防水 | 5,000~7,000円 |
FRP防水 | 6,000~9,000円 |
シート防水 | 4,000~8,000円 |
防水工事の種類とベランダに適した選び方
FRP防水・ウレタン防水・シート防水の特徴と違い
FRP防水はガラス繊維強化プラスチックを用いた工法で、軽量かつ高強度、耐久性に優れています。
ウレタン防水は液状のウレタン樹脂を塗り重ねる工法で、複雑な形状にも対応しやすく、コストパフォーマンスが高いのが特徴です。

シート防水は塩ビやゴム製のシートを貼る工法で、広い面積や下地の動きが大きい場所に向いています。
それぞれの特徴を理解し、ベランダの状況や用途に合わせて選びましょう。
防水工法 | 特徴 | 適した場所 |
---|---|---|
FRP防水 | 高強度・軽量・耐久性◎ | 戸建てベランダ・バルコニー |
ウレタン防水 | 複雑形状対応・コスパ良 | マンション・複雑な形状 |
シート防水 | 広い面積・下地の動きに強い | 大規模建物・屋上 |

弊社ヒライペイントは、ウレタン防水を利用することが多いです。
塗膜防水の耐用年数・長持ちさせるポイント
塗膜防水(ウレタン・FRPなど)の耐用年数は、一般的に10~15年程度です。
ただし、定期的なトップコートの塗り替えや、ひび割れ・剥がれの早期補修を行うことで、さらに長持ちさせることが可能です。

まとめ:外壁塗装とベランダ防水工事で後悔しないために
ベランダ防水工事は外壁塗装と同時に行うことで、足場代などのコストを抑えられ、工事の手間も軽減できます。
外壁塗装は約15年ごと、ベランダ防水は10年程度が目安で、同時施工がおすすめ。ベランダ防水の劣化サイン(ひび割れ・剥がれ・水たまりなど)を見逃すと雨漏りやカビの原因となり、建物の寿命を縮めるリスクもあります。
防水工事の方法や費用、最適なタイミングを把握するためにまずは、今回の記事で取り上げた劣化サイン9つを確認して気になる際には、なるべく早めに弊社ヒライペイントにご相談ください^^